* 参考人質疑前院内集会(2010.11.25) 2010年11月25日15:00から、参議院議員会館101号会議室で、B型肝炎の早期解決を目指す院内集会が行われました。 原告の谷口代表のあいさつの後、参加された議員の方々から激励のご挨拶をいただきました。以下、要旨です。 自民党加藤議員 政府は、みなさんを病で苦しめているだけでなく、つらい体をおして闘っている姿を無視して、裁判所の求める再考をせずに苦しめている。 集中審議も拒否し、参考人招致でも、原告の皆さんの話を聞こうとしない。 不誠実な対応だが、明日の参考人招致で、全力を尽くしたい。 みんなの党川田議員 皆さんの思いを踏みにじる政府の対応です。 いまの政府を動かしていかなければならない。 1日も早い解決をしていきたい。明日の質疑は、柿沢未途が質疑を致します。 民主党柚木議員 みなさんと思いは同じです。 文字通り身を削りながら、命を削りながらの行動に対して、期待はずれの国の回答に申し訳ない。私も、皆様方への賠償金、一時金について、PTからも、キャリアの方々への実際にある被害、発症への不安への対応を考えなければならない。 参考人質疑は異例で、なんとか参考人質疑の場を設けようとしたことはご理解頂きたい。 明日は、福田さんから民主党を代表して質問をさせて頂きます。 年内解決を目指してがんばります。 民主党福田議員 みなさん、体調の悪い中大変お疲れ様です。 私たちの時も、実現しなかった参考人質疑が実現した。 私が質問できるようになった。 今年中に和解が成立するようにがんばっていきたい。 共産党田村議員 高橋議員は、集中審議を主張し続けてきた。 B型肝炎の問題は、党派を超えて解決しなければならないと一致している。たとえ開会中に難しくても、閉会中の審議を求めていきたい。 裁判長は再考を促している。皆さんの思いにかなう年内解決を目指していきたい。 佐藤弁護団代表 昨日の和解期日を含め、もう年内に3回しか期日がないなかで、年内解決を本当に目指すのであれば、昨日、裁判所から再考を促された件について、適切に回答すべきだったが、無かった。 細川厚生労働大臣は、キャリアに対して法的責任がないことを、裁判所から説得してもらうよう伝えたと会見で述べているし、国の代理人は裁判長にそう伝えたのだろう。 しかし、裁判長は、私たちにそのような意向は伝えていない。国の回答を私たちに伝えないまま、国に、キャリアへの償いについて再考するよう求めた。 つまり、キャリアへの償いが、何か示されなければならないとの考えが示されている。その考えを重く受け止めて、政府は対策をとるべきだ。 キャリア固有の損害も極めて申告だ。差別・偏見への苦しみについて、最高裁は500万円の慰謝料に値すると判断している。 共産党高橋議員 集中審議を、理事懇談会で求めてきたが、与党がなかなか受け入れなかった。やっと受け入れたのが参考人質疑だった。当然原告が入ると思っていたが、原告はだめだといわれた。それなら参考人質疑ではだめだという思いもあったが、きちんと国会で取り組みたいという思いで、弁護団代表を入れることで決着した。 昨日の期日に関連して、細川厚生労働大臣は、法的責任がないことを原告と共有するために調整したいと行ってきたと報道されている。いままで言ってきたことと全然違う。 明日の参考人質疑できちんと検討したい。 九州原告窪山さん それなりの答えを国が持ってきてくれると思っていた。しかし、その答えは、こたえ無き答えだった。むなしい思いだった。 発病してから対応するのでは遅い。キャリアの苦しみも、私のようなガン患者も、苦しみは一緒です。私たちは、明日は生きられるのかと思いながら生きている。国は、同じ肝炎患者の苦しみは一緒だと言うことを理解して頂きたい。 与野党関係なく、自分たちの言った言葉に責任を持って頂きたい。このB型肝炎ウイルスを持った患者の思いを理解して、年内解決を実現して頂きたい。 日肝協沖さん 病気と闘いながらの行動、本当に頭の下がる思いです。 病気のことを心配せず、安心して暮らせる日が来るよう活動しています。 明日の厚生労働委員会の傍聴についても、時間が許す限り傍聴したいと思っています。 患者が安心して暮らす状況というのは、患者の生活実態を国に知ってもらって対策をとってもらうと言うこと。 1年前、肝炎対策基本法を、国会議員の先生方のところをかけずり回りながら 年内には時間がないようにも見えるが、政府が、「よし、決めた。患者救済で行く。」と決めれば解決できる。超党派の議員連盟を作っていただいて、ぜひ解決していただきたい。 その後、会場からの原告質問で、「なぜ原告が参考人に呼ばれなかったのか」というものがありました。 共産党の高橋議員は、以下のように説明されました。 民主党は、当初、前例がないからだめだと言っていたが、現に訴訟で係争中でも、参考人で呼ばれた前例はある。原告が3名、弁護団が3名。毎日新聞の西山太吉さんなど。前例がないというのは理由にならないということは、理事会でも確認された。 衆議院の厚生労働理事会で参考人質疑の決議を挙げたのに、人選について官邸から待ったがかかったが、不合理だ。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() |
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