* 特別措置法に反対する国会要請行動(2011.10.31)

 2011年10月31日14:00から、参議院議員会館B106会議室で、社会民主党のヒアリングが行われました。
谷口原告団代表による、特別措置法の修正(除斥期間を適用しないこと)、修正ができない場合には反対をすることの要請がなされました。
福島党首は以下のようにあいさつされました。
「お体が大変な中、全国遠いところからお越しいただきました。
 20年の除斥期間が入るとは思っていませんでした。この後、厚生労働省から説明に来たいと言っているので、ばしっと言いたいと思います。
 修正がなければ反対してほしいということなので、修正をして法案を通すように、力を尽くしていきたい。これまで長い間苦労をされてきた方が、権利救済を求める最後の局面に来ている。政治がしっかり救済していく、法律がしっかり救済していく、ということで修正をきちんと勝ち取れるようがんばって参ります。」
 また、16:30から、公明党のヒアリングが行われました(同時刻に共産党のヒアリングも行われましたが、私は参加できませんでした)。
 谷口代表の要請に対し、赤松議員は、以下のように述べました。
「今回いただいた要請事項につきましては、お気持ちは分かります。どうするかについては、いろいろ超えなければならない問題もある。プロジェクトチームでもいろいろ意見はあると思うので、これから検討したい。」
17:30から、「発症後20年を経過したB型肝炎被害者の一律救済を求める院内集会」が開かれました。
以下、出席された議員のあいさつです。
自民党田村憲久議員
 国会に、皆様方の声が多くはいるようにがんばっていきたい。衆議院の親委員会の筆頭理事なので、これからもよろしくお願い致します。
民主党三宅雪子議員
 長く苦しまれた方が救われないことがあってはならないと考えています。与野党の壁を越えて一緒に戦っていきたい。
共産党田村智子議員
被害者が反対する救済法はあり得ない。厚生労働省の担当者に聞いたら、「原告にいなかったから、この法案では排除した」と言っている。全く道理がない。しかし、全国には被害者がいるはずで、許されない。
民主党玉城デニー議員
 アスベスト問題に取り組んでいる。B型肝炎問題には、アスベスト問題や沖縄問題と同じ問題があると思う。今後も取り組んでいきたい。
民主党高橋昭一議員
 司法判断の前に、なぜ立法で解決できないのか、官僚のほうに引っ張られるからではないか。地域の方の声をつないでいくことで解決をするのが政治家の役割。できる限り協力をしていきたい。
みんなの党小野次郎議員
 ハンセンの時、官邸にいました。時の総理大臣が解決を図った。C型肝炎の時は、衆議院議員だったけれども、解決を訴え、福田総理の決断で解決が図られました。役所に任せていてはダメなんです。この問題は、政治の解決が必要だと思う。除斥期間の問題は、政府が援用してはならないと思う。民と民ならともかく、問題を起こした官が民に言うべきではない。これからも一緒に戦っていきたい。
みんなの党川田龍平議員
 全員一致が求められる請願事項で、医師の理事が、肝炎の問題は診断が難しいと言うことでなかなか受け入れが難しいと言われる。肝炎の人の苦しみを、当事者でないと分からないところをお願いして採択してもらった。今後も患者の苦しみを伝える活動をしていきたい。
みんなの党柿澤未途議員
 直前に、厚生労働省のレクを受けた。財源がバーターにされていたり、いろいろな問題がある。しっかりとした補償が受けられる方がおられる反面、そこから外れる方もたくさんおられるようですが、衆参一体として取り組んでいきたい。
基本合意1周年チラシ
全国のB型肝炎電話相談窓口
相談票(記入後、そのままFAXして下さい)
記者会見の様子
社民党ヒアリング
公明党ヒアリング
自民党田村議員のあいさつ
民主党三宅議員のあいさつ
共産党田村議員のあいさつ
みんなの党小野議員のあいさつ