1 基本合意と首相の謝罪を受けて 2011年6月28日、全国B型肝炎訴訟原告団代表の谷口三枝子さんは、厚生労働省で、細川厚生労働大臣と基本合意書を締結しました。また、首相官邸で、菅首相の謝罪を受けました。ここに、3年にわたる全国B型肝炎訴訟は大きな節目を迎えることができました。 これまでご支援頂きました皆様に感謝致します。 しかし、まだまだ個別和解協議はこれからです。「肝硬変、肝ガンの被害者の方々は,過去の賠償というより,今後の生きるための和解をするんだという気概を持って和解金をご自身で受けとって頂きたい。」と述べた札幌地裁の裁判長の言葉が生かされるよう、迅速な和解に努めます。 また、現在の提訴者約730名(基本合意時である2011.6.28時点)よりもはるかに多くの被害者がいらっしゃいます。基本合意で定められた、裁判による和解解決のために、まだ提訴されていない被害者の方の提訴を進めていきます。 また、40年もの長きにわたり、多数の被害者を生み出した予防接種行政の真相を究明し、国の加害行為による被害者が多数存在し、中には国が解決しないまま長年放置したせいで証明方法を失った被害者も多数いらっしゃる状況から、すべてのウイルス性肝炎患者の方々の恒久対策がとられるようにする恒久対策の課題もあります。 これからも引き続き取り組んで参りますので、ご支援のほどよろしくお願い致します。 なお、今後のB型肝炎九州訴訟の電話窓口は以下の通りです。 福岡 092-883-3345 (平日9:00~12:00,13:00~17:00) 佐賀 0952-25-3121 熊本 096-312-0030 長崎 095-825-2231 大分 097-537-3344 宮崎 0985-23-1355,0985-24-8866,0982-33-7250 鹿児島 099-247-3531 沖縄 098-853-3281 なお、全国の窓口は、下記ファイルをご覧下さい。 基本合意1周年チラシ 全国のB型肝炎電話相談窓口 |
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